トヨタだけが知っている早く帰れる働き方
普段本を読む時間が取れない方は、本を耳で聞くAudibleがオススメです。今なら1冊無料ですので是非試してください。
私が入社して1年が経った頃、仕事に追われすぎて毎日残業地獄でした。
そんなある日、先輩から読んでみなよとすすめられたのがこの本です。
私の働き方はこの本を読んでから180度変わりました。
トヨタ式のメリット
早く帰れるようになる
トヨタ式を仕事に取り入れてから、平均でいつもより1時間半早帰りできるようになりました。
私の場合、普段の仕事を①ムダ②付随作業③正味作業に分けました。
①ムダはそもそもやる必要のない仕事のことです。
例えば、以下のような仕事が当てはまります。
・無駄な会議のための資料作成
・誰も見ていないレポート作成
・整理整頓されていないがため、探し物をしていること
②付随作業は付加価値を直接生まないが、今の作業条件では必須な作業のことです。
例えば、以下のような仕事が当てはまります。
・企画書を作成するための情報収集
・資料のプリントアウト
うまく工夫をすればこの付随作業もムダとして取り除くことができます。
・企画書を作成するための情報収集
→他の人に頼んだり、マクロを組んで情報を簡単に出せるようにする
・資料のプリントアウト
→資料をオンライン上で共有する
③正味作業とは付加価値を高める作業のことです。
例えば、以下のような仕事が当てはまります。
・企画立案時に、パソコンに向かって企画書を書くこと
・営業であれば、お客様訪問すること
③正味作業をいかに増やせるかを考えながら仕事をするのがポイントです。
成果を出せるようになる
トヨタ式を学ぶことで、本来の仕事で成果が出ます。
要因は、以下の通りです。
・自分で納得し、考え、知恵を絞ることが習慣になる
・ミス再発防止ノート作成で同じミスをしない
・時間をムダにすること=命の浪費と捉え、成果につながる行動だけをするようになる
成果につながる”正味作業をいかに増やせるか”を常に考えて行動するので、自ずと成果は出ます。
整理整頓ができるようになる
トヨタ式では探し物をしないように整理整頓することを徹底します。
私も仕事が遅かったときは、デスクの上が書類だらけで探し物が習慣になってしまっていました。
統計によると、人は1日10分、成人人生の3680時間、実に153日間を探し物に費やすそうです。
これを見てから、恐ろしくなったのですぐに身の回りの整理をはじめました。
・書類はなるべく持たない
・1度目を通した書類で不要なものは即シュレッダー
・もののありかを決める、使ったら元に戻す
これを徹底してからは、探し物に費やす時間は激減しました。
活用例
提案書作成
①ムダ→何度もやり直しをすること
②付随作業→情報収集、ラフを紙に全て書き出し上司に方向性を確認(最初、作成途中、完成後)
③正味作業→PCに向かって提案書を作成する
事務処理
①ムダ→何度もやり直しをすること、そもそもやる必要がない
②付随作業→処理に必要な情報を事務処理ノートを作成、処理に必要なもの準備する
③正味作業→PCに向かって事務処理をする
まとめ
トヨタだけが知っている早く帰れる働き方はいかがでしたでしょうか。
あなたの仕事も3つに分類してみると、定時退社も夢じゃないかもしれません。
現場で考え、現場で研究せよ。
豊田喜一朗