サウナに入る前に知っておきたいこと
サウナとは
サウナ(前菜)、水風呂(メイン)、外気浴(デザート)
のことを指します。
「サウナに入って汗を流すだけがサウナじゃないの?」と思われたかとも多いのではないでしょうか。
実はこの3つが揃って初めてサウナと呼べるのです。
サウナでは体の疲労だけではなく脳の疲労も取れるといわれています。
サウナ:100℃近い危機的状況→交感神経優位
水風呂:危機的状況→交感神経優位
外気浴:通常の環境に戻る→副交感神経優位
ととのうとは
最高に気持ちいい状態でありながら、頭は冴えている状態
をいいます。
日本サウナ学会代表理事で医師の加藤容崇氏の著書『医者が教えるサウナの教科書』では、「トリップ感だけをいうのではなく、サウナに入ることによって、心身が自動的にコンディショニングされ、その人本来の能力が復活する感覚をとらえた言葉だと思う」と書かれています。
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ととのうメカニズムは、外気浴で副交感神経優位にも関わらず、脳内にはアドレナリンとエンドルフィンが残っていることで起こります。
ととのうことのメリット
心身ともにメリットだらけ
ととのうことのメリットと、なぜそれが起きるのかをまとめました。
脳疲労が取れる→①脳を強制的に休める②脳の血流を増やせる
頭が良くなる→アドレナリンやエンドルフィンが分泌される。
アドレナリン:鎮痛作用、集中力アップ、頭が冴える
エンドルフィン:多幸感、恍惚感、体の修復
アイデアが湧きやすくなる→α波とβ波という脳波がととのう
メンタルが安定する→自律神経の正常化、血流アップ、代謝アップ
睡眠の質が上がる→自律神経の正常化、血流アップ、代謝アップ
目肩腰の疲労が取れる→自律神経の正常化、血流アップ、代謝アップ
肌が綺麗になる→自律神経の正常化、血流アップ、代謝アップ
痩せやすくなる→自律神経の正常化、血流アップ、代謝アップ
これだけのメリットがあるため、経営者やバリバリのサラリーマンの方に人気を博しています。
具体的なととのう方法
大前提
大前提は自分が一番心地よく感じる入り方で入ることです。
決して無理はしないでください。
サウナ・水風呂・外気浴の移動は短時間で行います。
水風呂に入った後は、アドレナリン・エンドルフィン血中濃度が2〜3分で半減すると言われているからです。
具体的な方法
サウナ | 5〜10分入り、心拍数が通常時の2倍くらいになったら出る。 ムラなく体を温めるため体育座りかあぐらで行う。 |
水風呂 | 数秒〜2、3分入り、呼気がスースーしてきたら出る。 息を吐きながら入ると入りやすい。 |
外気浴 | 5〜10分行う。 可能なら横になって全身の血液を循環させる。 |
以上の方法を3〜4セット行うと効果的です。
私は土日3〜4セット、平日は2セットでととのっています。
まとめ
サウナでととのうことのメリットについて書きました。
最近ではテレビ東京 ドラマ25 「サ道」もブームになる程、サウナ人気はとどまることを知りません。
これを機に始める方も正しい知識を身につけて、素晴らしいサウナライフをお楽しみ下さい。
もし、サウナ、酒、タールさえも効かなかったらその時は墓場あるのみ
フィンランドに伝わる名言