雑談力とは
雑談の魔法
雑談には人生を変える力がある。
雑談とはあらゆる人間関係の入り口となるものです。
意味のない無駄話をすることではありません。
雑談力を高めることができれば、仕事やプライベートでいい影響を及ぼします。
雑談の始めかた
信頼されるための自己開示
人と初めて会った時、その人の評価は会話を始めて4分で決まるといわれています。
相手に好印象を与える会話の切り口として「軽い失敗談を話して自己開示する」のがオススメです。
ここでの注意点は人としてダメな失敗ではなく、場の空気を良くしたり相手が気になる情報を入れることが重要です。
・私北海道出身でして、芸人の平成ノブシコブシと同郷なんです。
・この間も飲み過ぎてしまいまして、家内にどやされました笑
・この間もまた遅刻してしまって、怒られてしまいました。
・今は親の介護が大変で…
私も出身の話で盛り上がって気に入られた社長と契約に至ったことがあります。
オチのある雑談
話の終着点を決めて雑談を始めましょう。
話がつまらない人の特徴として「ノープラン」で「話が長い」ことが挙げられます。
話の目的を決めてしまえば、それを引き出すような質問をしてリアクションを取れますし、話も建設的に進みます。
相手の趣味を聞き出すのか、商談で成約を目指すのか最初に目的を決めましょう。
声の高さは「ファ」か「ソ」
もともと声が低い方は気をつけていただいポイントです。
雑談する際は声の高さをドレミファソラシドの「ファ」か「ソ」で話してみてください。
高い声は、話す人を社交的にみせる効果があります。
私も意識しないで話していると、「機嫌が悪いの?」といわれることがあ理ました。
今ではとても気を使って話すようにしています。
どんな場面でも適用可能!雑談のコツ
出会ってすぐに距離を縮める
先ほど、人の印象は4分で決まるとお伝えしました。
このコツは雑談の締めに使うテクニックです。
具体的な方法は「相手をメンターにする」ことです。
メンターとは師匠のことで、ここでは相手の得意とする分野の師匠にしてしまうのです。
雑談の最後に①何に感動したのか②また詳しく教えて欲しいということを伝えます。
そうすると”返報性の法則”で相手も好意を持ちやすくなります。
相手によって話し方や話題を変える
雑談は全ての人に共通する型はありません。
話し方も相手のタイプによって変えてみましょう。
プライドが高い人→上手に褒める。相手をメンターにする。
おっとりした人→強過ぎず、弱過ぎず、ギリギリの押しで接する
さっさと結論が欲しい人→メリットから話す
社交的な人→楽しくテンポのいい話をする
おとなしい人→ゆったりと相手の言葉を待つ
雑談から本題への移り方
雑談から本題に移る時に「ところで本日は…」は最悪です。
なぜなら話の流れを断ち切ってしまうからです。
せっかく雑談で盛り上がってもそれを本題に生かすことができなければ無意味です。
そこでポイントとしては”雑談から気づきを得たように本題につなげる”ことです。
具体的には以下のフレーズを使います。
・実は私どもも同じ考えでして…
・お話を伺っていて当社でお力になれると思ったのは…
まとめ
今回は最初の1分で忘れられない人になる雑談力についてまとめました。
私が雑談力をつけて一番良かったことは人との付き合いが劇的に変わったことです。
話に対して反応が良くなるので、圧倒的に人と親近感を持って接することができるようになりました。
雑談だからといって雑に扱うことなかれ。会話はいつも真剣勝負。雑談は、相手との距離をちょっと縮める千載一遇のチャンス。
梶原しげる氏(日本のフリーアナウンサー)
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